植松智特任教授、第 12 回日本免疫学会ヒト免疫研究賞を受賞
- hgc
- 10月10日
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ヒトゲノム解析センター メタゲノム医学分野の植松智特任教授 (大阪公立大学大学院医学研究科・医学部ゲノム免疫学 教授) が、「腸内共生病原菌を標的としたヒト腸管免疫関連疾患の治療法の開発」において、第 12 回日本免疫学会ヒト免疫研究賞を受賞しました。
本賞は、ヒト免疫研究の発展において優れた功績を残した者に授与されるものです。植松特任教授は、炎症制御機構に関する研究を進めている中で、腸管特異的樹状細胞サブセットが Toll 様受容体 5 を介して病原菌を認識し免疫応答を誘導することを発見、新規ワクチン技術の開発に成功しました。近年では、ヒト疾患における腸内細菌の役割に着目した研究を展開。腸内に存在する細菌叢に加えてウイルス・ファージ叢を同時に解析し得る新規技術を開発することにより、骨髄移植時の GVHD (Graft Versus Host Disease:移植片対宿主病) に関与する腸内細菌および当該細菌の制御に関連するファージ由来溶菌酵素を同定するとともに、本酵素を用いた画期的な抗菌薬の開発に成功しました。
詳しくは 日本免疫学会の Web サイト をご覧ください。
受賞日は 2025 年 12 月 11 日です。




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