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1995 年 4 月 ~ 2011 年 1 月

過去のごあいさつ

中村 祐輔

ヒトゲノム解析研究は疾病の診断、予防、治療法の開発などを通し人間社会に大きく貢献することを目的とするものであり、また、生物学の発展に欠かすことのできない基盤研究です。東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターは、このような医学・生物学研究の将来にとって欠くべからざるプロジェクトを推進していくためのわが国の中心拠点として平成 3 年度に設置されたもので、平成 3 年度のゲノムデータベース分野に始まり、ゲノム構造解析分野 (平成 4 年度)、DNA 情報解析分野 (平成 5 年度)、ゲノムシークエンス解析分野、シークエンス技術開発分野 (平成 8 年度)、シークエンス情報処理分野、ゲノム機能解析分野、機能解析イン・シリコ分野と整備されてきました。また、平成 9 年 3 月にはヒトゲノム解析センター棟が完成し、続いて平成 15 年 8 月には総合研究棟が竣工しました。

ヒトゲノム解析センターの各分野においては世界的なレベルでの先端的研究に並行して、ゲノム構造解析分野、ゲノムシークエンス解析分野、シークエンス技術開発分野では研究資材の提供や技術指導などの講習会の開催、あるいは、全国各地からゲノム研究をめざす若手研究者を受け入れ、その教育指導にあたるなどの活動を行ってきました。また、ゲノムデータベース分野、DNA 情報解析分野、シークエンス情報処理分野、ゲノム機能解析分野、機能解析イン・シリコ分野の情報 5 分野は、国際的な協調のもとにデータのバンキングや新しいデータベースの構築を進めつつ、ゲノム研究者に対するゲノム情報の提供と、それらを利用するための講習会などを行ってきました。このように、現在 8 分野からなる本センターはわが国の研究資材、技術、情報の集積拠点としてヒトゲノム計画の推進に先導的役割を果たすと共に、国際的な協力体制のもとに始まっているデータベース・知識ベースの構築およびマッピング・シークエンス作業のわが国における国際的対応グループとしても機能しています。本センターは、今後も、わが国におけるゲノム研究の牽引車的研究を進めると共に、全国の多数のゲノム研究者に対する支援を行い、わが国から世界的なゲノム研究の成果を発信できるようさらに努力していきたいと考えております。

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